バス釣り定番リグのネコリグを野尻湖向けに徹底深堀り!!おすすめワーム3選

野尻湖の定番リグとしてどんなものが思い浮かびますか?

全国的に人気のフィールドで、スモールマウスバスの聖地とも言われる野尻湖は日々パターンが変わり難しい湖としても有名ですが、定番と言われるリグがいくつかあります。

今回はその中でもほぼ通年有効な

ネコリグ

について解説していきたいと思います。

どんな場所でも、根こそぎ釣れるリグと言われる「ネコリグ」ですが、野尻湖特有のワームの選び方や、有効だと思われるアクションを知っていただけたらと思います。

Contents

野尻湖でネコリグが有効な理由

野尻湖で、ネコリグが有効な理由としてメインベイトがワカサギに加え川エビであることがあげられます。

ネコリグでは、主にエビをイミテートできると考えています。

底をゆっくりと移動しついばむエビのイメージです。

それならクロー系ワームが有効なんじゃないの?

と感じるかもしれませんが、もちろんクロー系ワームにも反応がありますが、ストレート系ワームのネコリグの方が反応がいいような気がしています。

野尻湖でのネコリグ用ワームの選び方

続いてワームの選び方についてです。

スモールマウスバス=小さなワーム

こんなイメージを持っていませんか?

これについては半分正解で、半分ハズレです。

もちろん小さな2インチ〜と言ったワームがヒットパターンになることが多いように思いますが、5インチ程度のラージマウスバスに使うようなワームじゃないとアタらないというパターンも確実に存在します。

スモールマウスだから口が小さくて大きなワームにヒットしてこないのでは?

と感じる方もいるかもしれませんが、25センチほどの体長になれば、5インチ程度のストレートワームには平気でアタックしてきますので安心してください。

野尻湖に持っていくなら、メインは2〜4インチほどのストレートワーム

サブ的に5インチ程度のワームを持っていけば抜けがないと思います。

野尻湖でのネコリグにおすすめのワーム3選

続いては野尻湖において有効だと思われるストレートワームを3つ紹介します。

どれも私が実際に使用し、スモールマウスバスを釣ったことのあるワームです。

実績としては間違いありません。

3位 フォロー ワッキーティーチャー

FOLLOW ワッキーティーチャー

現役のトッププロであり野尻湖でガイドもしておられる五十嵐誠プロが主宰を務めるFOLLOWから発売中の

「ワッキーティーチャー」

名前にワッキーと入っているのにネコリグ?

ワッキーがメインの使用方法なのかもしれませんが、もちろんネコリグでも使えます。

前述したように私の場合5インチクラスのワームは隠し玉として持っています。

様々なワームを試し、このワッキーティーチャーのみが連発した事もありました。

大きい分水押しが強くアピール力はピカイチ!

飛距離も申し分ないです。

2位 ジャッカル フリックシェイク3.8インチ

JACKALL フリックシェイク

ネコリグにおいては定番と言われるワームではないでしょうか?

ジャッカルから発売されている

「フリックシェイク3.8インチ」

この3.8インチという大きさがキモで、子バスからデカバスまで対応。

意図的に曲げられたボディが不規則なアクションを生み出し、スモールマウスを誘います。

この辺のサイズまでは、ノー感じになりにくく操作性にも優れていると思うので、初心者の方にとてもおすすめです。

※これ以上小さいワームは着底の感覚がわかってきたらチャレンジしてみよう!

1位 レインズ スワンプミニ

reins スワンプミニ

野尻湖のネコリグの大定番と言えば、レインズの

「スワンプミニ」でしょう。

野尻湖に精通している方なら皆が持っているワーム!

と言っても過言ではないです。

それほどまでに有名なのはやはり釣れるからだと思います。

どうしても釣れないという時に魚を呼んできてくれる小ぶりなのに頼れるヤツ!

野尻湖に行くなら必ず用意したいレベル!!

細身でかなり小さなワームなのでリグり方が少し特殊です。

次項で詳しくセッティングについて解説します。

野尻湖で定番のスワンプミニのリグ

おすすめワーム1位のスワンプミニですが

かなり細身なワームです。

リグり方がわからない。

そんなあなたに向けて、私のセッティングを紹介します

良ければ参考にしてみてください。

スワンプミニをリグるのに必要な道具

まずは、用意していただきたいものから紹介します。

スワンプミニ 用意する物

必要なものはたったの5点!

  1. レインズ スワンプミニ
  2. ネイルシンカー(ストレートタイプ
  3. 4mm熱収縮チューブ
  4. フック
  5. ターボライター

スワンプミニのリグり方

続いては、実際にリグっていきます。

といっても、そんなに難しくないのでご安心を(笑)

ネイルシンカーを挿入する。

まずは、ネイルシンカーを頭側に入れていきます。


まっすぐ入れにくいのでフック等でガイド穴を作るとやりやすい!

スワンプミニ ネイルシンカー

ネイルシンカーの頭はすべて埋め込んでしまってOK!


野尻湖においてはそこまで違いはないと思っています。
頭を出すことで本来音でも誘いますが、底が砂地なので音が鳴る要素が無い為。

注意点はストレートタイプのネイルシンカーを選ぶことです。

各社様々な抜けない工夫が施されていますが、あまりに形がいびつなものは挿入しにくくワームの形を変えてしまうのでお勧めしません。

おすすめのネイルシンカーはこちら!

熱収縮チューブを付ける

シンカーを入れたら次に熱収縮チューブを装着します。

選んでいただきたいのは内径4mmの熱収縮チューブ
ライターなどで収縮させて使うタイプの物です。

これを5mm程に切って使います。

頭から25~30mmぐらいのところに装着します。
→ネイルシンカーにかぶらなければ大体でOK!

あとは、ライターで軽く炙りチューブを収縮させます。

炙ると言っても一瞬で収縮するので、本当に軽くで大丈夫です。

やりすぎるとワームが溶けてしまいますので注意。

スワンプミニ 収縮チューブ位置

釣り専用の物が売られていますが、正直言ってコスパが悪い。

ホームセンターの配線コーナーに同じ物が安く売られているのでそちらがオススメ!

フックを取り付ける

最後にフックを取り付けます。

チューブに通すだけの方法もありますが、私は薄皮1枚程度ワームにも刺すようにしています。

こちらは、普段やっている方法で問題ないかと思います。

私は以下のマス針を使用しています。

フックの位置について

スワンプミニ フックセット

ネコリグのフックの位置は人それぞれだと思います。

もちろん自分で位置を工夫しても良いです。

私の場合野尻湖でスワンプミニを使う場合、紹介した様になるべく前側にフックをセットします。

フックを前に持ってくることでワームは

「へ」の字にアクションする様になります。

明確な理由はありませんが、野尻湖ではこの「へ」の字セッティングが反応がいい様に感じます。

エビだけでなく、底をついばむ魚の様に見えやすいような気がしなくもないですね。

以上が私の野尻湖のスワンプミニのセッティング方法です。

これは全国のフィールドでも参考にできると思うので、ぜひスワンプミニを手に入れて真似してみて下さい。

野尻湖で有効なカラーとロッドアクションについて

カラーやロッドアクションについては、その他のフィールドや、ラージマウスバスとそこまで大きく変わらないと思います。

ですが、特に有効と言われているカラーやアクションが、あることも事実です。

ここでは、その辺に触れていきたいと思います。

野尻湖で有効なカラー

ズバリ

グリーンパンプキン

スカッパノン

の2強になります。

バス釣りにおいて定番カラーと言われる2色ですが、野尻湖スモールマウスにも有効です。

さらに深堀すると、ラメの入っていない単色カラーが特におすすめ!

ラメ入りを選ぶのであれば、ブルーのラメが入った

グリパン/ブルーフレークのワームが反応がいいように思います。

グリパンとスカッパノンのワームを選べば野尻湖では、ハズレがないのでは?と思います。

野尻湖で有効なロッドアクション

通常ネコリグといえばシェイクが基本のロッドアクションです。

野尻湖でもこの基本は変わらないのですが、野尻湖のスモールマウスバスについてはシェイク後の間が重要だと考えています。

ステイしている時に食ってくるということがとても多いように感じます。

なので、シェイクの後に食わせの間を作ってあげることが重要になってきます。

具体的には、

チョンチョンチョンチョン〜ステイ

チョンチョンチョン〜ズル引き〜ステイ

など、様々なアクションのバリエーションの中に必ずステイを組み込んであげると良いと思います。

ステイ時にはラインを張らず緩めずの状態を保つことが重要です。

ラインを張りすぎるとワームの動きが不自然になってしまい、バイトが激減します。

ラインが緩んでいてアタリが分からないのでは?

そう思うかもしれませんが、緩んでいても手元まで伝わってくるので安心して下さい。

さらに獲れるバスを増やしたい場合には、ラインをみてアタリを取れるようになるとさらにいいと思います。

おすすめのタックルセッティング

続いてはタックルセッティングについて紹介していきます。

あくまでも、野尻湖で使用するという前提です。

その他のフィールドでは勝手が違ってくる場合もあります。

レンタルボートとおかっぱりの2種類のセッティングをご紹介します。

レンタルボート釣行の場合のセッティング

野尻湖でのメインのスタイルとなるレンタルボート。

ボートに乗りネコリグをする場合、狙うべきポイントの多くは

ディープフラットエリア

になってきます。

そこで、なにを重要視するかというと「感度」になります。

根掛かりが少ない事と、ボートの利点でもある反対側に回ることで根掛かりを外せるという点を有効に活用します。

続いておすすめのタックルセッティングです。

ロッドに関してはULクラスがおすすめ!

スワンプミニやフリックシェイク3.8インチ等の小さなワームの出番が多いため、繊細なロッドであってもリグの重さに負けることなく操作できます。

リールは2000番クラスの軽量なモデルをおすすめします。

手元を軽くすることで、握り込みの力を軽減でき、感度の向上に繋がります。

さらに、ディープを狙う場合には3lb以下のラインを使用することが多く、バス釣りの定番番手である2500番クラスの糸巻き量が不要であることも2000番を選ぶ理由の1つです。

おかっぱり釣行の場合のセッティング

野尻湖のおかっぱり釣行の場合に重要視したいことは

  1. 飛距離
  2. 根掛かりの外しやすさ

になります。

フラットな地形が多いと言われる野尻湖ですが、近年はウィードが繁茂していますし、オカッパリから狙うようなシャローエリアにはそれなりにストラクチャーがあり普通に根掛かりします。

ボート釣行と違い根掛かりしてしまうとなかなか外すことのできないオカッパリですので、少しでも外しやすくするために、ロッドの選択を工夫します。

おすすめは、ボートよりも1段階硬いLクラス。

感度を少しでも向上させたい場合には、ソリッドティップ搭載モデルもいいでしょう。
チューブラーに比べ根掛かりの外しやすさは劣る

リールは、定番の2500番クラスを選ぶとよいでしょう。

おかっぱりの場合、そこまで深場を狙う事がなくストラクチャーも多いので、ラインについても4lb~をメインに使用するので糸巻き量確保のため、2500番クラスを選びます。

Lクラスのロッドを使用することで、ワッキーティーチャーなどの5インチクラスのワームが快適に使用できるので、飛距離に関しても申し分ないでしょう。

野尻湖のネコリグまとめ

いかがでしたか?

野尻湖の定番リグ「ネコリグ」ですが、バス釣り全体でもかなりスタンダードなリグなのでマスターしておいて損はありません。

今回紹介したのは

  • 野尻湖でネコリグが有効な理由
  • ワームの選び方
  • おすすめワーム3選
  • スワンプミニのリグり方
  • おすすめカラー、ロッドアクション
  • タックルセッティングについて

です。

結構な長文になってしまいましたので、気になる所だけ読んで頂ければと思います。

スモールマウスバスの狙い方の基礎を学びたい方はこちらをどうぞ

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