2020年12月に発売されたダイワのベイトリール【21スティーズLTD SVTW】
どのような投げ心地なのか?
どんな所にメリットがあるのか?
といったキャストフィールが気になる方も多いのではないでしょうか。
スティーズ!聞いたことあるよ!あのすっっごい高いベイトリールでしょ?
確かに高いよね(笑)でも、お値段以上の性能なんだよ~!
この記事では、おもに以下の点について触れていきます。
- 21スティーズLTD SVTWの性能・キャストフィール
- 強風時の使用感
- どのような方におすすめのモデルか?
フィールドで実際に使ってみたインプレをご紹介します。
気になったらぜひチェックしてみてください。
Contents
タックルセッティング
まずはじめに今回、使用したタックルセッティングのご紹介から。
私は、陸っぱり釣行が多いことから、最もバーサタイルに使えるタックルを組んでみました。
ロッドは18ハートランド6101MRBを選択。
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21スティーズリミテッド1000H・1000HLのギア比7.1のハイギアのものを使用しています。
巻き物用には、7g程度のバイブレーションや10g前後のクランクベイトをチョイス。
底物には、5gシンカーを装着したダウンショットリグでのワーミングを主体に実釣しています。
21スティーズLTD SVTWの特徴・使用感
21スティーズLTD SVTWのスプール径は34mm径のSVブーストスプールを採用。
一般的な中価格帯といわれるベイトリールに比べ、スムーズなライン放出やキャストの伸び、トラブルレス性能といったパフォーマンス面で、異次元のフィーリングを体感できます。
一度使うと、手放せなくなるほどの高度なメカニックを兼ね備えたリールであると断言できます。
・キャスティング
SVブーストの搭載により、今まで以上に滑らかなライン放出が可能になりました。
キャストの後半に伸びが出ているのは明らかに感じます。
大きな振りかぶりを必要とせず、手首の返しを使った軽いキャスティング動作でもロングキャストができるのは、従来のベイトリールの根底をくつがえす代物といえるのではないでしょうか。
また、簡単なマグダイヤル操作だけでバックラッシュとは無縁。
ロングキャスト時における着水時のバランスで、スプールに巻いたラインが浮いてしまうのはよくあることですが、SVブーストでは、全くそれが起こりません。
まさに初心者でも簡単に扱える神レベル。
ノンバックラッシュ性能がこれまでのリールと比べて異次元なのでテンポよくストラクチャーを撃つことができ、ゆえに釣果に直結するのは言うまでもないでしょう。
極めてトラブルレスかつ、究極のバーサタイル機として仕上がっている印象です。
・巻き心地
巻き心地は、非常にシルキーでガタつきがなく滑らか。
一般に5~10g前後のハードベイトを投げた際に感じる重い引き抵抗などは全くなく、160gという自重も相まって軽いリーリングと強い巻き感を感じ取ることができます。
5g前後の軽量リグを用いた底物でも、スタックした際のわずかな振動を手元にはっきりと感じます。
ストラクチャー周りでは緩急をつけた自在なアクションが可能となるはずです。
さらに、メカニカルブレーキに代わるゼロアジャスター機能の搭載により、従来のようにルアーを変えるたびに細かいダイヤル設定をする必要もなくなりました。
釣行前の1度のセッティングで「スプールガタ ゼロ」を終日実現!
煩わしいメカニカルブレーキセッティングを減らせるのは、マシンガンキャストを実現するうえで最大のメリットであると感じましたね!
・感度・パーミング性能
自重わずか160gであることにより
- グリップを通じて指先まで伝わる感度の良さ
- 握りやすいコンパクトさが際立つパーミング性能
を実現していると感じました。
限りなく軽いということは、ピンポイントでのキャスティングや繊細な釣りを必要とするベイトフィネスでも明らかに有利。
狙ったポイントに正確に撃ち込み、魚のわずかなバイトを乗せれる卓越したレスポンスは、他のリールでは味わえない魅力であると思います。
軽くキャストしただけで遠投できるというのは、障害物があるような投げにくいシチュエーションでも非常に有利。
大きく振りかぶる必要がないので
「ロッドが後ろの障害物に当たって破損した…」
なんてトラブルも避けられます。
強風での使用感
ちなみに風速5メートルの強風の日でも投げてみました!
初めてこの手のハイエンドモデルを手にされる方は、驚愕されるのではないでしょうか。
もちろんマグダイヤルの調整は多少必要です。
それでもある程度目盛りを合わせてしまえば、従来のベイトリールとは比較にならないくらいのノンバックラッシュ性能を実現しています!
強風の中でふわっとラインをたるませて山なりにキャストしても、ほとんどスプールのラインが浮かずにキャストできるのには驚き。
逆風時でも普通にトラブルレスなのでこのリールを使ってしまったら
「強風だから釣りにならなかった…」
は言い訳にならないかもしれません(笑)。
ピッチングについて
ピッチング性能についても異次元過ぎますね…。
ラインが浮かない
バックラッシュしない
というのは当然のポテンシャルです。
さらに初速の軽さ・着水時の伸び、しいて言えばほとんどノーサミングの域で正確な弾道を撃ち込むことができます。
これくらいポテンシャルの高いリールだと、ピッチングを苦手とするアングラーでも高確率で足元の局所を狙い撃ちすることが可能になり、釣りの幅が広がると思います。
ぜひ未知のポイントを狙う意味でも、ハイエンドモデルを手にして頂きたいですね!
どのような方におすすめ?
中~上級者向けであることはもとより、ベイトリール初心者の方にもおすすめです。
ハイパードライブデザインにより、これだけ異次元のパフォーマンスが長く続くのであれば、長期間使えるリールを探しているユーザーには目からうろこが出るほど価値のあるリールではないでしょうか。
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現段階では、これを超えるスペックのリールに出会うことはそうそうないと思います。
ハイエンドモデルを1度は手にしてみたい!
これを携えて今年はトーナメントにもチャレンジしてみよう、と志の高い方にもおすめ。
ダイワきっての最高峰モデルは、今後、嬉しい釣果をもたらしてくれる切り札になるかもしれませんからね。
まとめ
21スティーズLTD SVTWの最も際立つディテールといえば、やはり軽さ・ノンバックラッシュ性能の2つの点に尽きると感じます。
今までのベイトリールの常識というのは、多少のバックラッシュを覚悟で飛距離を稼ぐか、バックラッシュを防ぎつつも飛距離は伸び悩むか、のどちらかの2択であることが多かったように思います。
しかし、本リールを使うことで問題は解決。
飛距離が出るにも関わらず、バックラッシュしないどころかラインの浮きもほとんどありません。
ノンバックラッシュ性能の領域の違いにきっと驚くはずです。
技術に自信がない方ほど、より釣りがうまくなったような錯覚に陥る驚くべきリール。
今回の記事で私が伝えたかった21スティーズの魅力は、
- 技術の少なさをフォローしてくれる道具である
- 釣りがうまくなったように感じる
- バックラッシュしない
- 強風でも使える
- フィッシングスタイルが広がる
以上、簡単にまとめますとこんなところでしょうか…。
ぜひダイワの最高峰ベイトリールの極みを体感してみてください。
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今日は「21スティーズリミテッドSVTW」のインプレをしていくよ!