ハートランド?なんだかオシャレな名前だね~
村上晴彦さんがプロデュースするDAIWAのロッドですごく人気なんだよ!
ダイワのハートランドシリーズって高価格帯のロッドが多くて、欲しくても手が届かない。
そんな風に思っていませんか?
実は、比較的買い求めやすい価格で手に入るスタンダードモデルのロッドも発売されています。
ハートランド「6101MRB」は
「村上調子」
を具現化する全国区で使えるバーサタイルロッド。
ハイエンドモデル初心者には、もってこいのロッドとしてぜひおすすめしたいと思います。
この記事では、おもに以下の点について触れていきます。
- 村上調子について
- ハートランド「6101MRB」の実釣レビュー
- どのようなアングラーにおすすめか
気になったら、このインプレを参考にハートランダーとしての第一歩を踏み出してみてください。
Contents
ハートランドロッドの特徴「村上調子」とは?
「村上調子」をご存知ですか?
フッキング時にベリーからロッドティップにかけて、見事なまでにきれいな弧を描いて湾曲するブランクスはあまりに美しく、アングラーを虜にすることで有名です。
トーナメントでの使い勝手をも視野に入れた「バスフィッシング」用のロッドではなく、本来の爽快なキャスタビリティやフッキング時の魚とのやり取りを純粋に楽しむ「バス釣り」用のロッド開発への理想とこだわりから生まれた、村上氏独自の信念の象徴。
これこそが、絶対的に支持され続けてきたハートランドの魅力であり、ロッド本来のポテンシャルの高さを物語っているといえます。
タックルデータ
今回、ご紹介するハートランド
「6101MRB」
を実釣で使用するにあたり準備したタックルは2種類。
1つ目は、今流行りの21スティーズLTD SVTWに12lbフロロラインを巻き、5~10g前後のハードベイトを投げる巻き物スタイル。
21スティーズLTD SVTWのインプレもあわせてどうぞ
もう一方は、使っている方も多いとされる20タトゥーラSVTWに10lbフロロを巻き、撃ちものやワーミングを主体に釣りを組み立ててみました。
20タトゥーラSVTWのインプレはこちらからどうぞ
この2種類を選んだ理由は、ハイエンドモデルを揃えてキャストした使い心地とミドルクラスのリールを乗せた場合とでは、どのくらいロッド自体のキャストフィールが異なるのか、ということを実際に肌で感じてみたいと思ったからです。
【18ハートランド6101MRB】の使用感
ハートランド「6101MRB」ベイトロッドの最大の特徴は
ティップがMLクラス
ベリーがM
ベリーからバットにかけてがMH~Hクラス
の硬さを持つシャープにテーパーバランスが考えられているところです。
このロッドバランスが、「村上調子」を助長している秘訣とも言えますね。
・軽さ
ロッドの自重が122gの割には非常に軽く感じます。
21スティーズSVと組み合わせるとほとんど手首に負担が掛からず、長時間のキャスティングでも全くストレスを感じることがありませんでした。
付け加えると、20タトゥーラSVに乗せ換えた際には、キャスト時の動作で手首に若干の重さを感じ、振り切る際に多少の力を必要とする場合があります。
ポイントを移動する際の持ち運びに関して言えば、どちらのセッティングでも軽さが際立つことには変わり在りません。
ベリーにルアーの重さを乗せ、ティップのしなりでルアーをキャストできる柔軟性がとくに優れています。
赤松プロが動画で紹介している
「頑張れば1オンスくらいまで投げれる」
という言葉も十分に納得できますね。
ピッチングに関しても、ロッド自体の弾性・反発力が優れているので、爽快に狙ったポイントを射貫くことができると思います。
・感度
通常のロッドとは異なり、ロッドの内部を通って指先まで軽い感度が伝わる印象です。
クランクベイトやバイブレーションなどの巻きモノであれば、ロッドティップが小刻みに揺れ、ボトムの形状や障害物の位置が手に取るようにわかる印象。
ロッドの内部が空洞になっているように感じるくらい軽い感度は、さすがにハイエンドモデルのポテンシャルを感じずにはいられません。
魚を掛けた時にバット部にパワーを貯めて簡単にいなすことができるので
「剛」と「柔」を使い分けた釣りが展開できるのもこのロッドの大きな強みであると感じます。
・巻き感・バーサタイル性能
トルクフルかつ、滑らかなリーリング性能と、多少のヘビーカバーであれば簡単に魚を引き抜けるバットパワーは、1度使ったら病み付きになるポテンシャルです。
このロッドの持ち味は、バーサタイルロッドとして使えることを目的に開発されている点。
例えばベイトフィネスロッドとして使うのであれば、8lb~10lbラインを巻いたリールを乗せて、柔らかいMLクラスのティップを使った繊細な釣りが展開できます。
12lb~14lbラインを巻けば、極太のHクラスのバットパワーを堪能した強いハードベイトゲームも楽しむことができます。
濃いカバーのあるシチュエーションではベイトフィネス、オープンウォーターでは遠投などと、状況によって使い分けられるのが最も嬉しい所です。
おすすめのタックルセッティング
高価格帯のタックルを組むのであれば、21スティーズや21ジリオンSVなど、軽さとバーサタイル性能を両立した、それでいてトラブルレスなベイトリールを合わせるのがおすすめです。
中価格帯で陸っぱりのバーサタイルに使うのであれば、タトゥーラやアルファスSVなどを組んでガシガシとハードに使いこんでいくのもありですね。
多少リールの性能が劣っても、ロッドのポテンシャルだけでキャストフィールをカバーできるのは大きなメリットです。
ハートランドはどんな人におすすめ?
乗せるリールや使うラインの太さによって味の変わるベイトロッドであるため、ベイトフィネスなどの撃ち物にも使えますし、巻きモノなどのバーサタイル性能を追求したアングラーにとっても最大の恩恵をもたらしてくれるはずです。
6ft10incなので
「7ftほどの長いロッドは必要ないけど、6ft台の手軽に使えるハートランドが欲しい」
「地元の野池や河川をハートランドで攻略したい」
と考えている方に最初のハートランドロッドとしておすすめしたいモデルです。
あとは、コルクグリップではなく、シブさを備えたEVA素材のグリップが好みの方にもおすすめ。
非常にコスパを抑えたモデルなので購入しやすいですし、陸っぱりでランガンするにはうってつけのレングスでもあります。
まとめ
一般的なハートランドシリーズは7ft台のレングスのものも多く、購入に悩まれる方も多いと思います。
今回ご紹介した18ハートランド「6101MRB」は、琵琶湖や霞ケ浦といった広大なマザーレイクだけでなく、よりコアな野池や水路など狭いフィールドを想定した釣りでも遺憾なくバーサタイル性能を発揮できるモデルです。
藪漕ぎをしなければ立ち入ることができない様な局所を探す際でも、腰にロッドホルダーとともにぶら下げて携帯できるような、そんな手軽さも兼ね備えた身近なハートランドロッドです。
今回の記事で私が伝えたかった18ハートランド「6101MRB」の魅力は
- 村上調子
- きわめて軽い
- ハートランドの全国区で使えるバーサタイルモデル
- 購入しやすいコスパ
- タックルの組み具合でテイストが変わる
- 小規模野池探索にもおすすめ
おすすめの要点をまとめますとこんな感じです。
皆さんも是非ハートランダーの仲間入りをしませんか!
道具だけでなく知識も蓄えるとさらに釣果UP!?
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今日は、ハートランドのロッドをインプレしていこうかな