みなさんこんにちは!
今回は16メタニウムMGLをインプレしていきます。
20メタニウムが発売されていますが16メタニウムを今買う意味はあるか?
遠心ブレーキのベイトリールはブレーキ設定がとても重要です。
ここがクリアできればマグネットブレーキにはない伸びを体感できます。
実釣で感じたインプレ、各装備の特徴やおすすめカスタムもあわせて紹介します。
飛距離の出るブレーキ設定や16メタニウムに合わせるロッドにも触れていきます。
ベイトリールの選び方についてはこちらが参考になります。
Contents
16メタニウムMGLインプレ【2020年に購入する意味はあるか?】
結論から言ってしまうと、購入してみてもいいと思います。
新しいものがいいという方や最新の技術を体感したい方、お金に余裕がある方には迷わず20メタニウムを進めます。
現在(2020年)16メタニウムを選ぶ最大のメリットは、20メタニウムが発売されたことで型落ちとなり値段がかなり安くなったことだと思います。
20メタニウムに比べ3000~5000円ほど安く購入できるようです。
また16メタニウムは一般アングラーにも手の届きやすい価格で大人気リールなのでかなりの数が世に出ていると思います。中古釣具店で状態の良いものを購入するのもアリかもしれません。
【16メタニウム】遠心・メカニカルブレーキの設定
シマノ製ベイトリールの特徴でもある軽量化された遠心ブレーキ。
ベイトリールになれていない方やいちいち蓋を開けて設定するのが面倒!という方は基本的に常に4つONの状態でいいと思います。(出荷時にはすべてONの状態になっています。)
私も実際に使用してみて1/2oz(14g)以上のルアーを扱う場合を除いて4つONで使用しています。
意外と釣行時に内部ブレーキをいじるのはめんどうです。
メカニカルブレーキはゼロポジションに設定しておくと基本的に触らなくていいです。
ゼロポジションとはスプールが左右にギリギリ動かないくらいの設定の事です。
極端に軽い、重いルアーを使う場合調整する程度でいいと思います。
細かな設定は外部ダイヤルで行います。
ここは釣行中頻繁にいじることになると思います。
4くらいから徐々に調整していくといいと思います。
シマノ製ベイトリールの外部ダイヤルの特徴は、微調整できることです。
1~6まで記載されている数字の所でカチッと止まるのではなく、その間の2.5とか3.5という細かなブレーキが設定が可能です。
もちろん16メタニウムの外部ダイヤルでもそういった設定が出来ます。
【16メタニウム】実釣インプレ
ブレーキの設定方法を覚えたら釣行に向かいましょう。
私が所持しているベイトリールの中で1番長く使用している16メタニウム。
これまで数々のブラックバスを釣ってきてかなり愛着のあるリールの1つです。
ぜひ皆さんにもこのリールの魅力を知っていただきたいと思っています。
16メタニウムMGL【スプール】
MGLの由来にもなっているスプールはマグナムライトスプールです。
剛性感を持ちながらとても繊細なつくりになっています。
廉価ベイトリールの投げたときのシャリシャリ感?スルスル音は全くないです。
ここでいう剛性感とはガタつきのない回転でラインがスムーズに放出される感覚です。
遠心ブレーキの特徴でもありますが、この安定したスプールの回転により最後の一伸びがあります。
軽い力で投げた時も思ったより飛んでいくという事が多々ありました。
スペック的には、S3Dスプール、サイレントチューンにMGLスプール追加され性能がUPしている。
旧13メタニウムMGLと比べると実に約10mの飛距離の差が記録されれています。
13メタニウムを所持していないので違いについては解説できませんが、確かに飛んでいくという感覚はすごくあります。
マグネットブレーキが搭載されたベイトリールではあと一歩届かないようなポイントへも軽く到達します。
また、ブレーキ設定さえ的確に行えばバックラッシュもかなり少ないと感じています。
遠心ブレーキのブレーキ設定はマグネットブレーキに比べてピーキーな感じがあるので少し強めにブレーキを設定して釣りを始めることをおすすめします。
16メタニウムMGL【ベアリング】
メタニウムMGLのベアリングの数は10個と上位機種に引けをとらない充実度。
ベアリングが多くなるほど回転性能や機械としての精度が上がります。
プラスチックのカラーからベアリングに変わるので当然ですね!
また、ベアリングに関しては追加や交換が可能です。
各社からベアリングが発売されていますが私がおすすめするのはHEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)さんのカッ飛びチューニングキットです。
ベアリングの種類も数種類から選べるので自分の釣りに適したベアリングを選択可能です。
自分で交換することになりますのでリールの構造についても学べます。
HEDGEHOG STUDIOさんのページには交換方法が画像付きで詳しく解説されているので、初めての方でもベアリングと工具さえ用意すれば交換可能だと思います。
16メタニウムMGLに合わせたいロッド
私が普段16メタニウムに合わせているロッドは「ポイズンアドレナ1610M」
ロッドの高感度も相まってかなりキンキンな組み合わせで気に入っています。
6ft10inとおかっぱりに最適でボートでもまあ使えるレングスで16メタニウムで投げやすい10g~20g程を高次元でカバーするロッドで合わせるならこのロッドのようなバーサタイルロッドをおすすめします。
16メタニウムMGLに合わせるライン
メタニウムMGLの場合、純正スプールでフィネスで使うことはなく20g以上~ビッグベイトなどを投げるヘビーロッドとの組み合わせすることはスペック的にもあまり考えられません。
私は野尻湖をメインフィールドとしていることもあり、10lbフロロカーボンを巻いていますが、リールのスペック的には12lb~16lbのナイロンかフロロカーボンがおすすめです。
カタログスペック上では20lbも巻けるように記載がありますが、それくらいの太いラインを巻く釣りなら、丸形リールなどパワーのある物を選択した方がいいと思います。
PEラインについては純正スプールはPEライン用の設計になっていないためフルキャストはかなり難しいと思います。近場を狙う事は可能だと思いますが、PEラインの利点である飛距離が生かされないのであまり使う意味はないと考えます。
スプールを軽くするために下糸としてPEラインを使用しその上にナイロンやフロロカーボンを巻く事はとても有効なので検討してもいいかもしれません。
さらにブレーキ設定を低くすることが出来、飛距離UPやバックラッシュ防止に有効です。
まとめ
今回は16メタニウムMGLについてまとめました。
20メタニウムMGLが発売された今このリールを買う理由はあるのか?
ここに焦点を当てて紹介しましたが私はまだまだ現役のリールだと感じています。
これからベイトリールに挑戦してみたい方やリールのステップアップを考えている方にはぜひ検討していただきたい1台となります。
この価格帯より上のリールを使うと釣りの世界が変わると思っています。
DAIWA(ダイワ)のベイトリールが気になる!というかたはこちらの記事が参考になります。
→万能ベイトリール【20タトゥーラSVTW】のインプレ
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