季節によって変わるスモールマウスバスの狙い方について

季節ごとに変わるスモールマウスバスの狙い方とは?

みなさんこんにちは
今回は季節毎のスモールマウスバスの狙い方の違いについてお伝えしたいと思います。
スモールマウスバスは時期によって行動パターンが大きく変わります。
この違いを知ることで釣果upを狙うことが出来るでしょう。

スモールマウスバスを狙うための定番ルアーはこちらで解説しています。

Contents

季節によって変わるスモールマウスバスの狙い方とは?

春夏秋冬

まずはざっくり季節毎の違いを説明していきたいと思います。

 4月から6月中旬頃まで

この時期はスモールマウスバスが産卵をするためにシャロー(浅場)にあつまってきています。
おかっぱりに最適な季節です。

 6月中旬から8月まで

とても暑いです。
特定の場所を狙うことで比較的簡単にスモールマウスバスを釣ることができるでしょう。

 9月から10月

秋は巻きモノなんて言われる季節ですが意外と難易度が高いのがこの時期です。

 11月から3月

基本的にはオフシーズンです。しかし1発大物が狙える季節です。

春はおかっぱりでスモールマウスバスを狙う好シーズン

春

初心者の方にお勧めしたいのが、春です。

なぜかというとスモールマウスが産卵のためにシャローに寄ってきているからです。
スポーニングと言われます。
おかっぱりの釣りが成立しやすいのがこの時期です。
初めてがボート釣りという方もいるかと思いますがなんとなく敷居が高く感じてしまいます。
実際私がそうでした(笑)

冬が明け気温が上がってくるとスモールマウスバスは浅場にネストと呼ばれる産卵床を作ります。
この時期は縄張り意識がとても強く近づいてくる物や生き物を追い払うような行動をとります。

水面を見てみると一部分だけ色が変わっているところが発見出来ると思います。
そこにルアーを投入するわけです。

するとスモールマウスバスは捕食というよりは威嚇という意識で高確率でアタックしてきます。

比較的どんなルアーでも釣ることができます。
ビッグベイト羽モノなど自分の釣ってみたいルアーで釣ることができるという所もポイントです。

いわゆるネスト打ちと言われる釣り方で賛否両論ある釣り方ではあります。
初心者の方に初めての一匹を釣っていただくための方法のうちの1つとして紹介させていただきました。

夏のスモールマウスバスは狙いどころがはっきりしている

夏

続いて夏ですが、最初に注意点を紹介していきます。
気温が高くなるため熱中症などの危険があります。
水分補給等を怠らず無理のないように釣りを楽しみましょう。
また、マズメ時を狙うのもとても有効な手段です。

夏は狙い所がはっきりしています。
比較的簡単にスモールマウスバスを釣る事ができると思います。

その狙い所ですが、前提として気温があがり暑いのは人間だけではありません。
人間は暑いとエアコンをつけたり、避暑地と言われるところに移動しますよね?
これは魚にも言えることで、水温が上がってくると少しでも水温が低い所を探して移動します。

水温が下がりやすいところというのは、オーバーハングと言われる木が水面に迫り出して日陰になっている所や、インレットと呼ばれる水が流れ込んでいる所、または水深が深い所になります。

水深が深いところを狙うのはなかなか難易度が高いので、初めのうちはあまりお勧めしません。
自分が何をしているのか、ルアーがどう動いているのか感じ取るのがとても難しいです。
また、おかっぱりから水温が下がるほどの深場を狙えるポイントはとても少ないと思います。

なので、狙うポイントは2つ

オーバーハングなどの日陰かインレットです。

こういったポイントに的を絞ることで比較的簡単にスモールマウスバスを釣ることができるでしょう。

秋のスモールマウスバスは巻きモノが有効!しかし意外と高難度?

秋

秋になり気温が下がってくると巻きモノの出番だと言われます。
秋は巻きモノ!という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
巻きモノというのはスピナーベイトやクランクなどの巻くことで誘うルアーのことです。
また、逆に沈めて点で誘うワーム等を打ちモノと呼んだりします。

なぜ秋は巻きモノなのかというと、気温が下がりそれに伴い水温も下がってくるとスモールマウスバスは一定の場所にとどまらず積極的に泳いで餌を探します。
なので、広範囲を探れる巻きモノというわけです。

打ちモノで釣れないということはありませんがとても非効率になるのであまり有効ではないと思います。

しかし、逆に考えるとどこでも釣れる可能性があるという事です。
こういった時期にキャスト練習もかねて色々な所を狙って投げてみるという事が重要です。

キャスト精度というのは闇雲に投げていても上がっていくことはありません。
しかし、少しでも狙った場所に投げてみるという事を続けていくことでキャスト精度は確実に上がっていきます。

秋は大きなスモールマウスバスを釣るのはなかなか難しい時期ですが、サイズを選ばなければ数釣りが楽しめる季節ですので、この時期に釣るという感覚を磨きましょう。

冬は人間もスモールマウスバスもオフシーズン?

冬

続いて冬ですが、初心者の方には全くおすすめできない季節になります。
人間もスモールマウスバスも基本的にはオフシーズンです。
移動する距離が水温の低下により極端に低くなるので餌も必要ではなくなるというわけです。

しかし、冬はリアクションバイトを狙うことで1発大物を狙うことが出来ます。
これは、ジグなどのルアーをバスの目の前に落としそれを勢いよく動かしてあげることで反射的に食わせることを狙った釣法です。

かなり上級者向けの釣りですしスモールマウスバスの目の前にルアーを落とすという運の要素も絡んできますので、いくら釣りのうまい方でも釣れないことの方が多いと思います。

初心者の方はこの季節に釣り具の整理や動画でいろいろな釣り方を学ぶといいです。
最近では調べたいことはインターネットで何でも調べることが出来ます。


もちろん自分でルアー等購入し使用してみることもとても大事ですが、まずはレビュー等を見てみたい。
といったこともあると思いますので、釣りのできる季節は実際に買って使用してみる。
釣りのできない冬の時期には動画等を見て知識を蓄え春に備える。
このようにやっていくことが上達の近道だと思っています。

スモールマウスバスの季節毎の狙い方まとめ

今回の記事を読んでいただくとわかると思いますがスモールマウスバスの狙い方は季節によって大きく異なります。
季節毎の釣り方を抑えておくと釣果に結び付きやすいと思います。

私が初心者の方におすすめする季節は春~初夏頃になります。

気温的にも安定していて釣りがしやすい季節です。
それ以降になるとちょっと癖が出てくるので練習が必要です。

しかし、とにかく釣りに出かけキャストしてみる。
これがとても重要なことだと思います。動画ももちろん勉強になると思いますが”百聞は一見に如かず”という言葉があるように何より自分の実体験がスモールマウスバスを釣るためにはとても重要だと考えています。

ルアー選びに迷ったら以下の記事がおすすめです。
スモールマウスに効くおすすめワーム5選


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